遺跡一覧TOP
 公益財団法人かながわ考古学財団では、平成8年度から「発掘調査成果発表会」を毎年開催しており、今回が25回目となります。しかしながら、令和2(2020)年度は新型コロナ感染症の影響により、開催方法や内容を大幅に変更しました。
 令和元(2019)年度には、26遺跡の発掘調査を行い、そのうち9遺跡の調査成果をWeb上でご紹介します。
ごあいさつ  今回ご紹介する各遺跡の発掘調査で発見された遺構と遺物の時代は、旧石器時代から近代にまで及びます。一部を紹介すると、上粕屋・和田内遺跡では、谷部から古墳時代前期の板状に加工された木材が見つかりました。近接する上粕屋・和田内下遺跡で出土した多種多様な木器とともに、その生産の工程や在り方について考える手がかりが得られました。また、小田原北条氏の支城である山北町河村新城跡では、障子堀や大小の曲輪など戦国時代の山城ならではの遺構が多数見つかりました。発掘調査のようすは、新聞やテレビなど多くのメディアに取り上げていただきました。
 ここでご覧いただきます遺跡から発見された遺構や、出土した遺物のご説明をとおして、県内各地のさまざまな遺跡の個性や特徴をご理解いただき、埋蔵文化財の保護に日頃から関心を持っていただければと考えております。

このページの内容は理解できましたか?

  • よく理解できた
  • 理解できた
  • 理解できなかった

ご協力ありがとうございました。

その他ご意見・ご感想ございましたら、下記のメールアドレスよりご連絡ください。

fukyu@kaf.or.jp